「学校へ行けない僕と9人の先生」を読みました。
- 2015年8月11日
- 書評
ちわっす。たきつばです。
今日はこんな本(マンガ)を
読みました。
学校へ行けない僕と9人の先生
棚園 正一(双葉社)
小学校一年生のある出来事から
不登校になってしまった男の子。
懸命に「フツウ」へ戻ろうと試みるも
結局は学校に行くことが出来ないまま
中学生も終えようと言う時
とある大物マンガ家との出会いが
そんな彼の人生を大きく変えることに。
そう。
彼にはひとつだけ、何が起きても
ゆるぎないものがあったんです。
それが「漫画」。
不登校になってしまった少年が
「漫画」という自分の唯一の武器を手に
徐々に未来を切り開いていくと言う
作者自身の経験をもとに書かれた漫画が
「学校へ行けない僕と9人の先生」
1冊読み切りタイプの漫画です。
わたしも3歳になる息子を持つ
ひとりの親父として思う事。
たったひとつでもいいから
熱中できる事を見つけさせてあげたい。
それが他人にとってはどうでもいい事でもいい。
本人が一生付き合っていけるような事がいい。
全国の不登校に悩んでいる子供たち全員が
この漫画のようにうまく自分の道を
見つけられるとは思わないけど
親の役目とは、きっとそういう事なのかな。
子供をもつすべての親に読んで欲しい本です。
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