毎年息子の誕生日が近づいてくると思い出すこと。

• 2017年1月23日
• 子育て

ちわっす。

 

 

 

福岡のもつ鍋「赤門屋」の2代目店主

タキツバこと滝澤 翼 です。

 

 

 

去る1月22日は、僕の息子の5歳の誕生日でした。ちょうど定休日である日曜日でしたので、1日ずっと家族一緒に過ごすことができました・・・と言いたいところなのですが・・・。

 

 

 

実は日曜日の朝から息子は高熱でぐったりしてました。どこか外に遊びに行きたいと言っていたのに。よりによって誕生日に熱出しちゃって（笑）

 

 

 

元気のない息子を見ながら、僕は息子の3歳の誕生日のことを思い出していました。

 

 

 

実は息子は3歳の誕生日を迎えた直後に、近くの大きな病院に約一ヶ月ぐらいだったかな？入院をすることになったのです。最初からその期間ではなく、最終的にそのくらいになってしまった、って感じだったと思います。

 

 

 

病名は「川崎病」。現在は完治をしており（定期的な検査だけは続けてます）、これからも普通に過ごすことができるのですが、その病気がわかった時には、聞いたこともない病名だったし、目の前が真っ暗になるってこう言う事なんだなって。なんにも考えられなかった。今でもはっきりとした原因などはわかっていない、比較的新しい病気です。ほとんどの子供が薬で完治する事ができますが、本当にごく稀に事態が悪化することもあるそうです。※全身の血管が炎症を起こしてしまう病気です。

 

 

 

息子は幸いしっかりと快方へ向かい、無事退院し現在も何の不自由もなく元気に生きてます。今はぐったり寝てるけどね（笑）でももしあの時、悪い方へ向かってしまっていたら・・・。薬が効かなかったら・・・。

 

 

 

わずか3歳になったばかりの子供です。自分が狭い病室に閉じ込められていることも、四六時中つけっぱなしの点滴で身動きすらままならないことも、理解することは不可能です。泣きながら点滴を外してと訴える息子を前に、無力さで涙が出ました。

 

 

 

あの事があってから息子の誕生日が近くなると、息子が今普通に元気に目の前にいる事が、何だか不思議に感じる事があります。

 

 

 

今年も無事に息子の誕生日を迎えることができて本当に良かったです。まだぐったりしてるけど（笑）

 

 

 

さてそんな息子に、誕生日の日は好きなものを食べさせてやると約束をしていました。そこで彼が僕らにリクエストした大好物は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラーメン（笑）

 

 

 

そう。息子は無類のラーメン好き。父ちゃんとラーメンどっちが好き？と聞くと0.2秒で「ラーメン！」と即答してきやがります。

 

 

 

写真のラーメンは、赤門屋のスープと鶏ガラスープをブレンドして作った、タキツバ特製ラーメンなのですが、本人的にはキッチンにしばらく放置してあったカップラーメンで良かったみたい。安上がりなやつです（笑）

 

 

 

でも高熱のために結局このラーメンが彼の胃袋に辿り着くことはありませんでした。来年こそはベストな状態で誕生日を迎え、念願のラーメンを食べような！

 

 

 

早く息子が元気になりますように。