赤門屋を正式に受け継いで1年、やっと気付いた私の役割
- 2016年1月27日
- 店主の日常
▲2ショットを嫌がる母。ぶれぶれ(笑)
ちわっす。タキツバです。
2008年9月から
赤門屋で働くようになって
今年で早9年目。
正式に店の権利を引き継ぎ
私が代表となってから
ちょうど1年になりました。
ホントに早い^^;
お給料をもらう立場から
払う立場となって1年。
思い返してみると自分の中で
様々な気持ちの変化があり
自分にとっては変化の1年でした。
引き継ぐ時に母が言っていた言葉。
「経営者は孤独だよ」
この言葉が最近すごく身に染みます。
17年前に亡くなった父も
生前は同じことをずっと
言っていたそうです。
この言葉の意味。
すぐには理解することが
出来なかったんです。
そりゃあそうです。
経営者じゃなかったんだから(笑)
だから私はずっと疑問に思いながら
この1年間は働いていました。
その結果すごく感じたことは
やっぱり「雇う」側と
「雇われる」側っていうのは
気持ちの面で全く違うということ。
例えばもらう立場の時は
すごく遅い時間にお客様の
ご来店があると正直面倒だと
思うこともありました。
片付けに集中するために。
でも今ではそんな気持ちに
なることは一切ありません。
すべて自分の稼ぎに直結するので
当たり前と言えば当たり前。
しかし私以外のスタッフにとっては
そのたった1組のお客様が
入っても入らなくても
なんのプラスもないんです。
これは偽りようのない
気持ちだと思います。
誰だって楽したいのが本音。
「雇われる」側に「雇う」側と
同じモチベーションで働けと言われても
本来無理な話なんだと思います。
私が会社勤めしてたときだってそうでした。
しかしそこをどれだけ
同じ意識レベルまで持っていかせるのか。
それこそが経営者の最も大切な
仕事なのかなと感じてます。
そのために日々の業務の中で
赤門屋への私の想い、
お客様の想い、今まで働いてきた
スタッフ達の想いを
今のスタッフたちにしっかりと
伝えていくこと。
そして赤門屋を好きになってもらうこと。
と書きながら気付いたんですが
これってお客様に対しても同じかも!
美味しい料理を提供する。
その料理を楽しく食べる場を
作り上げ提供する。
そしてそうやって赤門屋が
お客さんに提供できることを
上手に発信し知らせていくこと。
そして赤門屋を好きになってもらう。
ってことは私がこれから
やっていくことってのは
スタッフやお客様に赤門屋の魅力を
知ってもらって好きになってもらうこと!
赤門屋のことをみんなに
好きになってもらうこと。
簡単に言うとこの2行なのかなと
この1年間で身を持って感じました。
1年前に母が私に言ったこと。
「経営者は孤独だよ」
いつの日か母に
「そんなことなかったよ」
って言えるように
これからもっともっと赤門屋の魅力を
伝えていきたいと思います。
──────────────────
赤門屋のfacebookページも
良かったらチェックして下さい。
最新情報や予約状況などを配信してます。
タキツバのツイッターです。
フォローしてね♪
牛もつ鍋 赤門屋 2代目店主・タキツバのツイッター
- 前の記事
-
- 日本酒は辛口だけではないんだぞコンチクショー!
- 次の記事
-
- 4歳になった息子へ捧げる HAPPY BIRTHDAY RAP ぶちかますぜ!