赤門屋の元バイトの子の結婚式で改めて教えられた「心で話す、心で書く」ということ。
- 2016年2月27日
- 店主の日常
ちわっす。
福岡のもつ鍋「赤門屋」の2代目店主
タキツバこと滝澤 翼 です。
(ウチコさんの真似してみた)
今日は大学生の頃に
赤門屋にバイトに来てくれていた子の
結婚式に行ってきました。
その子が辞めてから
約7年ほど経ちますが
それでも食べに来てくれたり
結婚式にご招待頂いたり
それがすごく嬉しくて。
彼の晴れの舞台を見届けに
忙しい土曜日ではありましたが
仕込みを丸投げして行ってきました。
▲式場は百道浜の「マリゾン」。博多湾が一望できるイカした式場でした。
▲見て見て!チャペルにはこんなに素敵なステンドグラスが。
新郎側で出席したのですが
昔から本当に友だちの多いやつで。
赤門屋にもちょくちょく
食べに来てくれたりしてました。
彼らが会場を盛り上げる!盛り上げる!
終始賑やかでアットホームな披露宴でした。
でもね。
そんな賑やかな披露宴も
最後の最後で新郎が泣かせるんですよ。
披露宴の最後の最後。
新郎・新婦から記念品を贈呈する場面。
普段はクールに決めている新郎君が
最後の最後にご両親の前で
涙を堪え切れなくなっちゃうんです。
涙をぬぐって必死に我慢しながら
「本日はご多忙の中・・・」
みたいないわゆる典型的な
最後の挨拶を始めた新郎君。
すると途中で挨拶を止めて
こう言い出すんです。
「最後にここで皆様へのご挨拶を考えていたのですが、予定を変更してこの場を借りて両親への想いを話させて下さい。」
そういって涙で声を震わせながら
ゆっくりとこんなエピソードを
僕らに話してくれました。
中~高時代に少々やんちゃをして
ご両親を困らせていた新郎君。
ある時は家出をして何週間も
家に帰らないことがあったそうです。
しばらくするとお金も底をつき
腹が減って仕方のなかった新郎君。
ご両親のいない時間を狙って
こっそり自宅に帰ってみると
なんと新郎君の分まで普通に
ご飯が作ってあったそうです。
しかも毎日。
そのご飯を泣きながら食べて
両親の有難さを身にしみて感じたそうです。
我慢しきれず涙を流しながら話す新郎君。
もしかしたら使っている言葉や文法的には
決して優れているとは言えないスピーチ。
でもそんな飾らない彼のスピーチに
それまで終始賑やかに進んでいた披露宴も
一気に涙に包まれたんです。
何かを話したり何かを書いたりって
カッコつけた言葉よりも
ありのままの言葉の方が
伝わるんだなって思いました。
「ブログは心で書け!」って
こういうことだったんですね。
そう思ったのでいくつか
自分のブログを見返してみると
自分を良く見せたい、
すごいって思われたい。
カッコつけたい。
そんなブログばっかり。
今日の新郎君の雄姿を目に焼き付け
僕もありのままの自分の想いを
ここに残していきたいと思ってます。
▲やっくん、本当におめでとう!素敵な奥さんとまた食べに来てね。しっかり写り込むお父さんナイスッ!(笑)
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