自分には誰かを「信じきる覚悟が足りない」と痛感させられた日曜日。
- 2017年2月20日
- 店主の日常
ちわっす。
福岡のもつ鍋「赤門屋」の2代目店主
タキツバこと滝澤 翼 です。
毎週日曜日は定休日。ということで本日は息子の幼稚園の発表会へ行ってきました。
開演前にパシャり。息子は約800人の観客の前で、合唱・合奏・ミュージカル「ライオンキング」(※ハイエナ役)を立派にやり遂げてくれました。
幼稚園の行事に参加するたびに、毎回必ず心を動かされるのが、子供たちの「諦めない姿」
失敗したって怯むことなく挑戦し続ける姿。
そんな姿を見て、いつから自分はこんなに臆病になったのかって、思い知らされる瞬間があります。
今日もこのような看板がステージ上部に掲げられていました。
どの子もできる
実はここ最近、赤門屋のスタッフの指導や育成の面ですごく悩んでいます。どうすれば僕の想いが通じるのか。いくら伝えようとしても伝わらないんじゃないか。そもそも僕にそんな資格があるのか。自分に対する自信なんてもともとないけど。やっぱり上に立つような人間ではないんじゃないか。
口ではみんなのため、将来のため、そんなことを言いながら、本音は言わずに当たり障りのないことを言ってごまかす。だって衝突するのってすごく怖いしエネルギーを使う。できれば避けたい。だから本当は誰かが言ってあげないといけないことも、言わずにごまかしてしまう。結果なぁなぁが積み重なって、取り返そうにも余計エネルギーを使わなければならなくなる。
幼稚園の先生たちが一人残さず子供たち全員を信じ続け指導をして下さったように、僕はともに働く仲間を信じ切れてはいないなぁ、なんてそんなことを考えながら子供たちの演目を見ていました。もっと集中しろよタキツバ(笑)
もっと一人一人の可能性を信じ、どんなに苦労してでも伝え続けていく覚悟。
うちで働くスタッフの皆には、せっかく貴重な時間を赤門屋で過ごしてくれるわけだから、お金を稼ぐだけではなく将来の自分の糧になるような経験もさせてあげたいし、親御さんにも赤門屋に預けてよかったと思って欲しい。将来飲食で働きたいなって思ってくれる子が出てきたら嬉しいし、赤門屋で就職したい!なんて子が出てきたら、目ん玉飛び出るくらい嬉しいです。
元から飛び出てるんですけどね。
本音でぶつかること。
衝突を恐れない。
嫌われることを恐れない。
必ず想いは伝わると信じて。みんなもっともっとできるはず!って信じて。
明日からまた新たな気持ちでスタッフの皆と接することができたらいいなと思います。
人を変えるのは難しい、まずは自分が変わること。
これはメンタリストDAIGOさんの本の中で出てきた言葉。まずは自分!!!
なんか幼稚園の発表会から、よく分かんないところに着地しそうだけど(笑)
発表会の後は、家族3人で近所の焼鳥屋さんに行ってきました。本人もやり遂げて満足していた様子。素敵な時間を過ごすことができました。
また明日から新しい週の始まりです。しっかりと頑張って、そして楽しんでいきましょう!
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通販もやってます。
息子が通っている幼稚園は、横峯式という保育様式を取り入れた幼稚園です。
横峯式というと、耳にしたことがある方も多いかもしれませんが、中にはスパルタすぎるのでは?もっと子供らしい保育の方がいいのでは?と疑問を感じている方もいらっしゃるようです。
僕たち夫婦がこちらの幼稚園に息子をお願いすることを決めた決め手は、園長先生とのお話の中で出てきた「当園では挫折も経験させたいと思ってます。」ということ。
20年後に自分の頭で考えて自分の手で飯が食っていける大人を育てるために、幼児期から失敗や挫折も経験させてあげたい。経験したことがあるということが、大きくなってから必ず糧になります、と園長先生が仰っていました。
本日の発表会の中でも理事長
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