子供たちが憧れるくらいに自分の仕事を盛り上げたい!
- 2017年5月23日
- 店主の日常
ちわっす。
福岡のもつ鍋「赤門屋」の2代目店主
タキツバこと滝澤 翼 です。
いきなりですが、ご覧の通り小4男子の将来の夢が、このような感じになっているそうです。
さらに10位まで、20位までと見ていくと、大体スポーツ選手系やゲーム関連など、いわゆるランキング定番の職業が並んでいますが、とにかくYoutuberという職業がランクインしていることで、日本大丈夫か?とか、そもそも職業なの?とか議論を呼んでいるみたいです。
なぜ今日このことをブログに書こうと思ったかというと、先日の赤門屋BBQ大会の時に幼児〜小学生の子供達も何人か来てくれたんです。
お肉を焼きながらその中の一人の男の子と、将来何になりたいかって話をしてたんですが、Youtuberになりたいって言うんです。ニュースでそういう子供たちが増えているとは知っていましたが、リアルになりたいと言っている子を初めてみたので、なるほど〜と思って。
私はこういう現象について率直に思うのは、仕方がないよなぁということです。
子供なんだし楽しそう!とかカッコイイ!とか、そういう理由で夢を持つのは当たり前。Youtuberという職業が上位に入ってくるのが問題なのではなく、他の職業が子供に夢を与えられるようなイメージを作れていないことが問題なのかなって思います。
※ちなみにこれが中学生、高校生と対象年齢が上がるにつれ、ランキングに入ってくる職業も現実的なものが並ぶようになります。
私は飲食業を生業としていますが、決して飲食業を志していたわけではありません。色んなことがあって、幸運にもこのような場所を与えていただき、働かせてもらっています。自分で創業したわけでもありません。もちろん自分の親がお店をやっていて、それなりに歴史もあって、自分は一人っ子だしいつかは自分がお店に立つのかなとはボンヤリと思っていましたが、だからと言ってやりたいなんて思ったことは、正直一回たりともありません。それどころか、この仕事が楽しいと感じたのも、お店に入ってからしばらくしてからです。
立場や環境は違えど、私のようにやり始めてからその魅力を知ったりやりがいを感じたという飲食業関連の方も多いかなって思います。小さい頃から夢見ていた人って、そんなに多くないと思います。
母も私には継がせたくなかったそうです(笑)飲食の大変さを痛いほど知っているから。自分のやりたいことがあるなら、それをやればいいと思ってたみたい。
飲食業のイメージ。
①拘束時間が長い
②休みが少ない
③とにかく毎日バタバタと忙しい
④の割にはお給料が少ない
こんなイメージをぼんやりと持っていました。そしてほぼほぼその通りだなと思います(笑)
こんなんでは若い人が飲食業をやりたいと思う訳がない!
だから私たち経営者はもっともっとお客さんを楽しませて喜ばせて、沢山リピートをしていただいて、しっかりと売上を上げて、従業員が働きやすい環境を作っていくこと。それは待遇や仕事内容や給料面全てにおいて働きやすいということ。若い人が見て、飲食業って楽しそう!って夢を持ってもらえるように、まだまだやれることは沢山あるかなと思ってます。
そうすれば経営者もお店を任せられる人材を確保できるので、新しいことにチャレンジが出来るかもしれない。そうしてさらに沢山の人を笑顔にできるかもしれない。そうすればもっともっと売上を上げてさらに良い環境を作ることができるかもしれない。
この繰り返しだなぁと感じています。
Youtuberが3位になっちゃう子供達がいけないわけではない!子供のせいにしてはいけないよ!
その前に自分の仕事を、自分の業界を心底盛り上げているのか?自信を持ってやってるよ!と言えるようになるにはまだまだ時間がかかりますが、まずは今日をしっかり頑張ります!
そんな私を見て、いつかバイトの子たちの中に自分も赤門屋で一緒に働きたい!って言ってくれる子が出てきたら嬉しいなぁ。
さて仕込み!仕込み!
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