3日間、母が普段やっている業務も兼任してみて感じたこと2017夏。

ちわっす。

 

 

 

 

福岡のもつ鍋「赤門屋」の2代目店主

タキツバこと滝澤 翼 です。

 

 

 

 

 

お盆の連休も一応終わり、赤門屋にも「いつもの空気」が流れております。少し余裕ができて、今開店前にブログを書いている次第です。

 

 

 

 

 

実は毎年お盆時期は、赤門屋も連休を取っていました。お盆と正月だけはズラさずにお休みを取りたい、という母の要望があったから。昨年まではお盆の忙しい時に、母の力なくしてはとても店を開けることは考えられませんでした。

 

 

 

 

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しかし今年は昼間の仕込みの人員の目処が立ち、店は閉めずに交代で連休を取っていくことに決めました。母には要望通りに13〜16日に休んでもらい、その間は自分が母の業務を請け負うことにしたんです。

 

 

 

 

 

自分の業務もやりながら母が日々やってくれている業務もやる。しかも3日間。ぶっちゃけ相当大変でした(笑)

 

 

 

 

 

そして改めて気付いたんです。母のポジション、相当大変だなと・・・。

 

 

 

 

 

正直なところ、母に対して私はこのように思うときがありました。

 

 

 

 

 

「もうちょっと効率良くやれないのかな・・・。」

 

 

 

 

 

って。

 

 

 

 

ただ、まだまだピチピチの30代の私と母では、はっきりと体力の違いがあります。母は膝や腰に爆弾を抱えているので、もうちょっと上手くできないかなと思いながらも、口に出すことはありませんでした。母のペースで地道に無理なくやってくれることが、本人のためにも、強いては赤門屋のためにもなると思ったから。

 

 

 

 

 

でもね、3日間やってみて、その考えは180度変わってしまいました。こりゃあ相当大変な作業を毎日やってくれているのだなと。

 

 

 

 

 

むしろ、もう少し負担を減らしてあげることを考えてもいいんじゃないかってくらい。それくらい大変な作業を、決して若いとは言えない母は毎日文句も言わずに、頑張ってくれてたんです。

 

 

 

 

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なんたってお惣菜が25〜30種もあります。他にも細々とした作業が盛りだくさん。めちゃくちゃ大変です。

 

 

 

 

 

それに今更気づくダメな息子(笑)

 

 

 

 

 

やってみて初めて気付くことがある。とはよく言いますが、やってみるまで気付けなかった自分が本当に恥ずかしいです。

 

 

 

 

 

人それぞれにその人にしか分からない事情が必ずあります。それも知らずに、勝手に自分の価値観を押し付けて批判することは、とっても愚かで醜いこと。

 

 

 

 

 

同じ立場にならないと分からないことももちろん沢山あると思うけど、観察力と想像力を駆使して相手の気持ちや状況に寄り添うこと。これが大事だなぁとつくづく感じた今年のお盆でした。

 

 

 

 

お通しを担当すると、味見でお腹いっぱいになってしまうことにも気付かせてもらった3日間でした(笑)

 

 

 

 

 

 

母だっていつまでも元気だとは限らないし、いつまで一緒に働けるかわかりません。てか早く引退させてあげなきゃね(笑)

 

 

 

 

 

スタッフよりもお客さんよりも、まずは母のことを大切に。口だけで終わりませんように(笑)

 

 

 

 

 

普段は面と向かって素直にはこんなこと言えないので、ブログで書いてみました(笑)

 

 

 

 

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