赤門屋のもつ鍋を100%美味しく食べるためのコツ vol.2【フライパンでも美味しく作れます】
- 2016年4月28日
- 赤門屋のこだわり
ちわっす。
福岡のもつ鍋「赤門屋」の2代目店主
タキツバこと滝澤 翼 です。
ブログでも何度か書きましたが
赤門屋ではもつ鍋の調理に
こだわって土鍋を使用しています。
その理由は
①保温力が高く火を消しても冷めにくいため、火のつけっ放しによる煮詰まりを防げる。
②熱伝導が金属製の鍋より低く、具材にじっくり火を通すのに適している。
↓詳しくはこちら↓
赤門屋のもつ鍋を100%美味しく食べるためのコツ vol.1【土鍋は最強の保温調理機
では持ち帰りや通販をご利用のお客様が
ご自宅に土鍋がない場合に
ご家庭の普通の鍋で美味しく
調理するためにはどうすればよいのか。
そのコツを今日はご紹介します。
今回はこんな感じの
片手鍋を使ってみます。
ご家庭のちょっと深めの
フライパンでもOK!
ですがフタは必須です。
フタをするのとしないのとでは
結構出来上がりが違ってきます。
こんな感じで具材を詰めます。
結論からいいますね。
美味しく調理するコツ。
火加減が全てです。
火加減さえ間違わなければ
あとはもう簡単。
出来上がりを待つだけです。
火加減は中火よりちょい弱め。
早く食べたいからといって
決して強火にしないこと!
コツはこれだけです!
ここで強火で煮込んでしまうと
野菜から十分に水分が出てくる前に
スープが煮詰まってしまい
醤油のとがった味わいになってしまいます。
弱めの火でじっくりと火を通す。
そうすることで野菜から水分と旨みを
じっくりとスープに閉じ込めることができ
まろやかな味わいに仕上げることが出来ます。
大体10分程度経過した時点で
スープがグツグツとしてきました。
ここから野菜がしんなりとするまで
さらに煮込んでいきます。
火加減は引き続き弱めです。
大体14分ほど経過。
野菜もしんなりと火が通り
食べ頃となりました。
キャベツに歯ごたえが欲しい方は
もう少し早めに火を消してもいいでしょう。
その辺はお好みで大丈夫です。
ちなみにこんな実験もしてみました。
最初から最後まで火加減を
最強にして調理してみました。
約5分でグツグツしだしました。
弱火調理の約半分の時間です。
野菜がしんなりするまで
ここからさらに強火でいきます!
大体10分ほどで野菜にも
十分に火が通りました。
さてそれぞれの仕上がりに
どんな差があったでしょうか。
左が弱火で調理。
右が最後まで強火。
右側のスープがぼんやりと
白く見えるのがわかりますか?
これは脂の層で白く見えているのですが
強火で調理すると、もつの脂が
余計に溶け出してしまうんです。
だから気持ちもつが縮んでしまっている。
スープが醤油辛くなってしまうだけでなく
こんな違いまで出てきました。
改めて実験をしてみて分かりましたが
火加減ひとつでこれだけの差が
出てきてしまうんです。
この火加減の調節が簡単に出来ちゃうのが
本来ならば土鍋なんですね。
ということで今日のまとめです。
ご家庭のお鍋で赤門屋のもつ鍋を
美味しく調理して頂くためのコツ。
それは
フタをして弱火でじっくりと火にかけること。
さらにいうならば
煮詰まりを防ぐために出来上がったら
すぐに火を消しちゃって下さい。
これだけで本来の赤門屋のもつ鍋を
ご家庭でも楽しんで頂けるはずです。
持ち帰りや通販をご利用の皆様。
ぜひご家庭で実践してみて下さいね。
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