生ビールを大切にしている飲食店は、きっと食べ物にもお客様にも誠実なお店だと思う。
- 2018年1月10日
- 赤門屋のこだわり
ちわっす。
福岡のもつ鍋「赤門屋」の2代目店主
タキツバこと滝澤 翼 です。
福岡、今日はめちゃくちゃ寒かったです!雪も降ったしこれだけ寒いときっとお客さんもたくさん来てくださるはず!と意気込んでおりましたが結果は・・・。
あまりに暇でしたので、カウンターで睡眠を取らせていただきました!
ってのは冗談で(笑)いや、モーレツに暇だったのは本当なんですけどね。寒い時期の方がやっぱり忙しい赤門屋ですが、寒すぎるとダメみたいです(笑)こんな寒い中お店に食べに来てくださった皆様、本当にありがとうございます!温まって頂けたでしょうか。きっと帰り道でまた冷えちゃっただろうなぁ。
さてさて暇だからと嘆いていても仕方ありません!スタッフも寒い中来てくれてるんで、やれることをやらねば!ということで、150個くらいかな?ジョッキ磨きをやりましたよ~。
美味しいビールを注ぐ際に最も重要なポイントはきめ細やかな泡。この泡が炭酸や風味が抜けていくのを防ぐためのフタとなってくれるんです。目の荒い泡(カニ泡というそうです)だとフタの役目は果たせない。
油分がこびりついていると、このように内側に気泡がたくさん付きます。
そしてクリーミーな泡を注ぐには、上手な注ぎ方としっかりと洗浄されたジョッキが大切になります。ジョッキはほかの食器類と一緒に洗浄機で洗っていると、どうしても油分が溜まってしまう。だから洗浄機だけでなく定期的に手洗いをすることが望ましいのですが、これがとにかくめんどくさい(笑)月一でもやっていればいい方じゃないかな?赤門屋では大体2ヶ月に1度、今回は10月以来3ヶ月くらい開いちゃいました。
自分たちが飲むわけではないけど、キレイなジョッキだと上手にビールを注げるので、やっていて気持ちがいい!
奥の景色が透けて見えるほど!もしこれから外でビールを飲むときは、ちょっと注意してジョッキを観察してもらうといいかも。
ジョッキを綺麗にしているお店さんは、当然ビールサーバーの洗浄も毎日しっかりとやっているはずです。(※サーバーのビールが通る管の水を通しての洗浄は、毎日することが望ましい)食べ物に対して真摯なお店は、当たり前のようにドリンクにもこだわりを思っています。基本中の基本である生ビールを大切にしているお店は、食べ物に対しても間違いなく誠実です。そしてきっとお客さんに対してもそう。そういうお店はいろんな意味で、安心して通えるお店だと思います。お客さんが少ないからと言って、カウンターで寝ているような店主は絶対に不誠実ですので、間違っても行ってはダメですからね!(笑)
さて明日はどんな天候になるのかな?って天候に振り回されてるようじゃダメですね(笑)私たちにはどうしようもないことですから。それよりもしっかりと準備をして、万全の体制でいつものようにお客さんを迎え入れる。とにかくこれしか私たちに出来ることはないみたいです( ^ω^ )
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