【日本酒のプロ!?】利き酒師という資格には本当に価値があるのか?
- 2016年1月14日
- 日本酒
ちわっす。タキツバです。
利き酒師
という日本酒の資格を持つ私。
仕事がら日本酒を好きだと言う方と
接することも非常に多く、そんな時に
よく聞かれることがあるんです。
利き酒師って普通に取れるんですか?
答えはYES。
単純に合格率で言うと
約75%だそうです。
これははっきり言って
誰でもちゃんと準備をすれば
取れるレベルなんです。
ちなみにワインのソムリエの合格率は
約40%なので、利き酒師が
どれだけ取りやすいか
この数字を見ればおわかりだと思います。
取った方がいいですか?
と聞かれることもあるんですが
私の答えはNO。
飲食業など日本酒が直接仕事に
関係する人は取っても無駄ではないでしょう。
ちょっと勉強すれば取れてしまうので。
しかし趣味で飲んでるだけであれば
取る必要は一切ないでしょう。
というのも取るのに結構な
費用がかかっちゃうんです。
取得の方法がいくつかあって
かかる費用もそれぞれなんですが
約6万円~14万円の費用がかかります。
しかもテストや講座が地方では
ごくたまにしか行われておらず
私のような地方在住者は行われている
都市まで遠征しなければいけません。
さらには利き酒師に無事認定されても
年会費がかかってしまいます。
約15000円ほどの会費を
毎年請求されてしまいます。
(もちろん拒否は出来ます)
かかる費用の割には
役に立たない資格なんです。
趣味程度なら自分で勉強したり
詳しい人に聞けば十分。
かかる費用分色んな日本酒を飲んで
自分で勉強した方が絶対にいい。
酒屋さんに通って教えてもらうのもいい。
見学が出来る蔵を探して見学に行ってもいい。
ということで日本酒好きの皆さん。
利き酒師は趣味程度であれば
取る必要はありません。
こんなこと利き酒師である私が
言っちゃっていいのかな(笑)
資格なんて取るまでよりも
取ったあとの方が大事。
これはどの資格にも言えること。
私もこんな資格に甘んじず今年は
もっと日本酒を楽しんでもらえるよう
工夫を凝らしていきたいなと思ってます。
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