日本酒は辛口だけではないんだぞコンチクショー！
- 2016年1月28日
- 日本酒
ちわっす。タキツバです。
きてます。
確実にきてます。
猛烈にきております。
何がって？
もちろんこれです！
日本酒！
日本酒を楽しんでいる方が
（特に若い女性の方！）
本当に増えてきてます。
どのくらい増えてるかなと思って
実際の数字を出してみたんですが
【日本酒の提供数】
2014年10月 189杯
2015年10月 218杯（15％UP！）
2014年11月 264杯
2015年11月 320杯（21％UP！）
2014年12月 331杯
2015年12月 371杯（12％UP！）
これだけコンスタントに
前年同月比で10%以上
提供数が増えていました！
私自身も日本酒が大好きなので
赤門屋のお客様が楽しく
飲んで下さっているのが
すごく嬉しいんです。
もつ鍋との相性もバツグン！
しかし･･･。
ブームが来ている日本酒ですが
どうしても私が声を大にして
皆様に伝えたいことがあります。
それは･･･。
日本酒は辛口だけではないんだぞコンチクショー！
日本酒をお任せでご注文のお客様に
味わいのリクエストを伺うと
9割くらいの確率で「辛口で」と
リクエストを頂きます。
日本酒=辛口
このイメージは非常に根強いです。
実際私自身も辛口のお酒で
大好きなお酒が沢山あります。
でもそればっかりではない！
ということも分かって欲しいです。
長らく消費量が年々下がっていく
暗黒の時代を経験してきた日本酒業界。
そんな時代の中でも
日本酒の造り手の方たちは
ひたすら技術を磨かれていました。
例えそれが日の目を見ることがなくても
ただまっすぐに前を見て
努力と研究を続けて来られたのでしょう。
それがついに芽を出し
多種多様な味わいの日本酒が造られ
世界的にも非常に高い評価を
得るようになりました。
甘み
辛み
旨み
コク
キレ
喉ごし
香り
酸味
様々な要素が折り重なって
まるで芸術品のような
日本酒が完成します。
（ちなみに旨み成分を含むアルコール飲料は、世界で日本酒だけです。）
もはや甘いとか辛いだけでは
表現できるわけがないのが
現在の日本酒です。
これを先入観だけで
辛口しか飲まないなんて
絶対にもったいないと思います！
なのでこれからは
店員さんにオススメを聞きたい時は
「辛口でオススメ下さい！」
ではなくて
「さっぱり系（どっしり系）で！」
とリクエストするようにしましょう。
そうすると店員さんも
ご紹介出来る幅がぐっと広がって
色んな物をオススメ出来ます。
ということはお客様も
色んなお酒に出会う事が出来る！
という寸法なのです。
分かりやすく言うと
大体こんなイメージ。
「辛口で！」
というリクエストでは
左の円の黄色部分くらいの
種類しかオススメ出来ませんが
「さっぱりorどっしり」にすれば
全体の半分の中から選ぶことが出来ます。
辛口っていうだけでは
「辛さはあるけど旨みもたっぷり」
「フルーティな飲み口だが後味はキリッと辛口」
みたいなお酒は紹介しずらいです。
そうすると必然的に
辛口らしい辛口酒しかオススメ出来ず
それだけ紹介出来る幅が狭まります。
これは本当にもったいない･･･。
アイドルに例えるなら
昔はモームスだけでした。
その中から推しメンを選ぶしかない。
でも今ではＡＫＢがいれば
ももクロもいる。
独自路線のPerfumeもいるし
乃木坂だっている。
そして大事なのはモームスも
健在だってこと。
王道も少しずつ新しい風を
取り入れながら根強い
人気を誇っている。
そう。
辛口酒もちゃんと進化しながら
ファンを増やしているんです。
決して辛口を否定したいわけではなく
他にも目を向けてほしいんです。
ということで今日のまとめ。
店員さんに日本酒の
オススメを聞きたい時は
「さっぱり（orどっしり）系でオススメを下さい！」
でもそのお店にちゃんとした
日本酒の知識を持っている方が
いなければ意味ないんですけどね ^^;
ぜお試しください(^O^)
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