息子が川崎病と診断された3年前のこと。
- 2018年2月18日
- 店主の日常
ちわっす。
福岡のもつ鍋「赤門屋」の2代目店主
タキツバこと滝澤 翼 です。
2018年2月18日(日)。今日は息子が通う幼稚園の発表会の日。年少の一つ下の2歳児クラスから通う息子にとっては、4年間の幼稚園生活の集大成を見せる1日です。那珂川町のミリカローデンを借りて開催されるのですが、出発前にブログを書いています。
毎年この発表会の時期になると必ず思い出す出来事。滝澤家にとって絶対に忘れられない出来事。そのことを書きたくて急いで書いてます。
息子が3歳になったばかりの2015年1月の末でした。何日も高熱が続き、かかりつけの小児科の紹介で行ってみた大きな病院で息子は「川崎病」という聞いたこともない病気だと診断されました。
全身の血管が炎症を起こしてしまう病気で、原因は未だに解明されていないそうです。ほとんどの子供が薬の投与で完治するらしいのですが、ごく稀に血管にコブができ心筋梗塞を起こしてしまうこともあるそうです。息子は治療のために12日間の入院生活を余儀無くされ、もちろん3歳の子供が一人で入院できるわけもなく、妻も一緒に入院することになりました。
ほとんどの子供が治る、先生にはそのように説明されていたし、ネットで調べても原因こそ不明だけど治る病気だと出てはくるのですが、とにかく聞いたことない病気だし、川崎病とかなんか難しそうな名前だし、「ごく稀に」の方がどうしても気になってしまい、薬が効いて熱が下がり始めるまでは仕事も手につかず、最悪のことを考えてしまい店で突然泣き出して母や当時のスタッフを驚かせたりもしちゃいました。
これは熱が下がり始めてからの写真ですが、長引く入院生活に元気のない息子。入院してしばらくは薬の投与のために片手を常に点滴に繋がれていました。点滴の線が届く範囲しか動けないし、痛い痛いと泣くんです。それが私たち夫婦も辛くてね。変わってあげられないし、励ますことしかできない。
薬が無事に効いてくれて、無事に退院もでき完治しましたが、再発することもあるらしく現在でも年に一度の検診を受けています。
退院したのがちょうど発表会の1週間前だったので、発表会の時期になるとこの出来事を思い出します( ^ω^ )
今年も元気にこの日を迎えられたことを本当に嬉しく思う!きっと大きな舞台を前に緊張してると思うけど・・・
いや、してないな(笑)たくさんの人の前に立ち、たくさんの拍手を浴びることをぜひ楽しんで欲しいなと思います。
ということで行ってきます!
- 前の記事
-
- 赤門屋のSUNSET LIVE 2018 飲食ブース出店への道 ①
- 次の記事
-
- 「赤門屋」を若い人たちがやりがいや夢をもてる場所にしたい!