もつ鍋の「もつ」って一体なに??その①

ちわっす。「もつ鍋王子」を目指すたきつばです。

今日はもつ鍋の「もつ」とはなんぞや?っていう話です。

 

 

まず「もつ」とは何を指すのかというと

臓物 = 腸や胃や心臓、肺など様々な部位の総称のこと。

その中でも一般的にもつ鍋に使われているのは

「小腸」の部分です。あの脂がぷりっとしている肉ですね。

赤門屋のもつ鍋も、小腸100%なのですが

お店によっては、ミックスもつといって大腸や心臓、肝臓などの

他の部位も混ぜてあるものを使用するお店もあるようです。

 

 

ちなみに以前、福岡のもつ鍋専門店30店舗ほどに

実際に電話をして聞いてみた事があるのですが(←暇な私・・・)

小腸オンリー : ミックス =  8  :  2

くらいの割合でした。福岡では小腸100%のもつ鍋が主流と言えそうです。

 

 

それでは、ホルモンともつの違いって何でしょう。

ほぼ同じ意味と捉えて大丈夫なのですが

一般にホルモンというと臓物の中でも「腸」の事を指すようです。

 

 

では、ホルモンとは「放るもん(ほうるもん=捨てる物)」

から来ているという話を聞いた事がありますが、

これはどうやらただの俗説のようですね。

調べてみるとこういう事みたいです

 

 

「ホルモン」が「放るもん」に由来しているというのは俗説です。

実際は、体の内分泌質を意味する医学用語「ホルモン」が転じ、
滋養強壮のある食べものとして、
牛や豚の内臓を指すようになったとされています。

特例社団法人日本食肉協議会によると、
戦前においては、内臓料理に限らずスタミナ料理一般、
例えば、スッポン料理などもホルモン料理と呼ばれていたことから、
ホルモンは「放るもん」ではない、との見解のようです。
以前に放送されたフジテレビ「トリビアの泉」でも、
「ホルモン=放るもん」説はガセビアとして否定されていました。

 

(Yahoo!知恵袋より)

 

今まで何回もホルモン=放るもん説をお客様に

偉そうに語ってきた私・・・。

 

 

 

 

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赤門屋のもつは、国産牛100%。

30年以上タッグを組んでいる肉屋さんに

仕入れは全て任せてます。

 

メインは熊本産。

しかし、その日その日で一番脂の乗り方が良い物を持ってきてもらってます。

ただし、脂が多ければ良いという物ではなく、バランスなんです。

なので、日によって関西から持ってきてもらう場合もあるし

東北の物を使うことだってあります。

創業以来お付き合いのある信頼している肉屋だからこそ

赤門屋のもつ鍋の核となるもつは完全にお任せしてます。

さて今から今日の分のもつの仕込みをします。

今日は25kg!!

 

 

 

もつ鍋の「もつ」って一体なに??その②