にごり酒ってそもそも何なの？美味しいにごり酒が出回る時期になりました！

• 2015年11月27日
• 日本酒

ちわっす。タキツバです。

 

 

 

皆さん日本酒飲んでますか？

 

 

 

グッと気温も下がり

日本酒が恋しくなっている方も

きっと多いはず。

 

 

 

これからの時期に沢山出てくるのが

熱燗に向くどっしり系の日本酒と

甘みが特徴のにごり酒ですね。

 

 

 

今日はにごり酒について

少々ご説明させて頂こうと思ってます。

良かったら最後までお付き合いください。

 

 

 

【にごり酒とは！？】

 

日本酒に対して無色透明のイメージを

持っている方が多いと思いますが

絞りたての日本酒はもともと

白く濁っているものなんです。

 

 

仕込中のタンクの写真です。

真っ白です。

当然絞ったものも白いんです。

 

 

 

にごり酒をしばらく放置すると

上の写真のように下に白く沈殿し、

2層に分かれてきます。

 

 

 

下部の白い沈殿を滓（おり）といい、

上部の澄んでいる部分を

清酒といいます。

 

 

 

一般的に飲まれている日本酒は

この清酒の部分だけを集め

さらにろ過をすることで

無色透明にして出荷されます。

 

 

 

要するににごり酒というのは

上澄みだけではなく、

この滓の部分を混ぜたものです。

どれくらい混ぜるかによって

呼び方が変わってきます。

 

 

 

例えばにごり酒というと

普通は上記のようにはっきりと

2層に分かれるくらい大量に

滓を混ぜている日本酒。

日本酒がうっすら濁るくらい

少しだけ滓を混ぜている物を

おりがらみと呼んだりします。

 

 

 

 

左２つはにごり酒。

右はおりがらみ。

おりがらみは2層には分かれず

瓶の底に滓が少し溜まる程度。

滓の量が多い方が

濃厚な味わいになります。

 

 

 

にごり酒のこと、

分かって頂けたかな(^O^)

 

 

 

【にごり酒の楽しみ方】

 

 

 

 

基本的には冷やして保存を

することが望ましいので

そのまま冷たくして飲むのが

ベストなんですが、甘みが濃厚なので

ソーダで割っても美味しいんです。

 

 

 

通常は瓶を逆さにして

滓を混ぜて飲むんですが

あえて混ぜず清酒の部分、

滓の部分をそれぞれ楽しむのも

面白いかと。

 

 

 

【タキツバおすすめのにごり酒】

 

最後に私がオススメする

にごり酒を2本紹介します。

 

 

左が宮城県の

宮寒梅 純米吟醸 新酒生酒 おりがらみ

 

もともと濃厚な味わいのある宮寒梅。

おりがらみは濃密な甘みと

上品な香りがふわ～っと。

後味の切れも悪くないので

飲み易いかと。

 

博多区三筑のとどろき酒店にて購入可。

 

 

 

 

右が石川県の

菊姫　にごり酒

 

北陸の王者、菊姫のにごり酒。

これはまさににごり革命！！

味わいは濃厚ながら後味が超すっきり！

まったくしつこくないので

本当に飲み易いです。

料理にも合わせやすいかと。

 

博多区住吉の住吉酒販にて購入可。

 

 

 

 

どちらの酒屋さんも通販が出来ますので

遠方の方もぜひ。蔵元に問い合わせて

近所で買える酒屋を聞いてもいいかも。

 

 

 

【日本酒は四季を楽しむもの！】

 

春には新酒が、

夏にはすっきり夏酒が

秋にはまろやか冷やおろし、

冬には熱燗やにごり酒。

 

 

 

いいんです。

お気に入りの銘柄があるなら

年中その銘柄飲んでても。

辛口が好きなら

年中辛みのあるものを飲んでも。

 

 

 

でもね。

日本酒には四季折々の

楽しみ方があります。

 

 

 

それを楽しむのが

日本人のわびさびだなって

タキツバは思ってます。

 

 

 

なんか難しいな日本酒って思った方は

ぜひ赤門屋にいらして下さい。

タキツバが優しくご紹介します(^O^)

もつ鍋とも相性抜群だしね！

 

 

 

だいぶ長くなりましたが

最後まで読んで頂き、

ありがとうございました！

 

 

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