日本酒=辛口というのはただの固定概念である。
- 2017年4月22日
- 日本酒
ちわっす。
福岡のもつ鍋「赤門屋」の2代目店主
タキツバこと滝澤 翼 です。
怒涛の土曜日!
本日もたくさんのお客様にご来店頂きました。本当に、本当にありがとうございます!
今日はやけに日本酒を好んで飲まれるお客様が多くて!
ず〜っとお客様に日本酒の説明をして回っていたような気がします。ハァ〜幸せ❤️
中でもこちらのお客様。
毎月必ず1回以上は食べに来て下さるお客様。日本酒に目がない方がいらっしゃって、毎回私のオススメの日本酒をご紹介させてもらってます。
今日もいつものように日本酒をご紹介したのですが、そのやり取りの中でこんなことを仰ってました。
私は辛口のお酒が好きなわけじゃなくて、後味のキレが良いお酒が好きなのかもしれない。
これが私の頭をズドーーーーンと打ち抜きまして。
こちらのお客様は基本的に辛口のお酒がお好みで、いつもなるべくお好みに合ったお酒をご紹介しているのですが、たま〜にわざとタイプの違うお酒を飲んでもらったりしてたんです。
今日も途中で全く辛口ではない、むしろ甘口タイプのお酒を飲んで頂いたんですね。
濃厚な甘みとイチゴのような香りが特徴の福岡の池亀酒造「黒兜 純米吟醸 山田錦」。辛口のお酒をリクエストされている方にはさすがに勧めにくい日本酒です(笑)
このお酒を飲んだ後に、そのお客様の口から出てきたのが先ほどのセリフなのです。
というのもこちらのお酒は、甘みも香りもありますが、本当に絶妙な酸味のおかげで後味がスゥ〜っと切れていくので、その甘さが全くくどくなく、すっきり飲めてしまうんです。これなら普段は辛口しか飲まない方でも十分に楽しんでいただけるはず。事実そのお客様は大変喜んで飲んで下さいました。
日本酒 = 辛口
根強く残るこのイメージは、驚くほど味わいの幅が広がっている現代の日本酒の世界では、非常に危険な固定概念になりえます。もちろん嗜好品ですから辛口が悪いとか甘口が悪いとかそういう話ではないし、本当に辛口が好きだという方もいらっしゃって当然。
しかし今日のお客様は、今日のこの一本を受け入れてくれたおかげで、この先ご紹介できる日本酒の幅が2倍にも3倍にも広がりました。今から次いらっしゃった時には何をご紹介しようって、ワクワクが止まりません!!!ウヒョヒョヒョヒョ!!!!!!
こうしてまた新たな日本酒と出会い、どんどん自分の価値観が広がっていく・・・。
そんな素敵な経験のお手伝いをさせて頂いていることを、私は本当に嬉しく光栄に思うし、楽しくて仕方がありません!
これからもせっかく来てくださったお客さんなのだから、一つでも何か新しい発見があるような、そんな提案をしていけたらと思ってます。
もつ鍋屋だからってお客様を喜ばせるのはもつ鍋だけじゃない!!!
あの手この手を駆使して、これからもお客様を喜ばせていきたいと改めて誓った土曜日の夜。
Sさんご一行様。いつも本当にありがとうございます!今日はゆっくりお話できて楽しかったー!!!また赤門屋に遊びに来てくださいね!タキツバの出勤を確認してから(笑)
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