2017年 福岡県酒類鑑評会(ふくさけ祭り)に行ってきました。
- 2017年9月8日
- 日本酒
ちわっす。
福岡のもつ鍋「赤門屋」の2代目店主
タキツバこと滝澤 翼 です。
先日の水曜日にホテルニューオータニで行われた、福岡県酒類鑑評会に参加してきました。
まず福岡県酒類鑑評会とは?福岡県庁のサイトから引用します。
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第6回「福岡県酒類鑑評会・ふくさけ祭り」開催!
本県は、古くから稲作が行われ、日本有数の酒どころとして知られており、現在も県内には69の蔵元があります。また、近年では、県産の酒米「山田錦」や「夢一献」などを使った酒造りが盛んです。
このたび、福岡県内で生産される日本酒、本格焼酎等の品質向上を図り、その魅力を多くの方に知っていただくため、第6回福岡県酒類鑑評会・ふくさけ祭りが開催されます。
当日は、今回の酒類鑑評会に出展された日本酒158点、本格焼酎118点のうち、200銘柄以上が試飲でき、一般の方も入場いただけます。
福岡のお酒「ふくさけ」を、この機会に是非、ご賞味ください。
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ざっくりと分かりやすく言うと、福岡県酒造組合が主宰する鑑評会のことで、福岡県内で製造された日本酒、焼酎を対象に、専門家の利き酒をもとに品質が優秀と評価された銘柄を表彰するのが福岡県酒類鑑評会。
金賞・銀賞・銅賞、そしてその上の県知事賞・県議会議長賞という賞があるようです。
そしてこの鑑評会の面白いところが、市販されている日本酒の鑑評会であること。
日本酒の一大イベントとして、全国新酒鑑評会という会が毎年開かれており、こちらは全国規模の鑑評会。ただこちらは、1911年から続く由緒ある鑑評会ではありますが、鑑評会のために造られた(高価な)お酒が出品されることが多く、そのお酒が一般的に多くの人が手に取ることは少ないのです。一般の消費者が実際にその蔵の良し悪しを見極める材料にはなりにくいのが現状だそうです。その点、福岡県の鑑評会は実際に流通している市販酒を対象に評価をされるため、一般消費者も判断材料にしやすいというわけです。
まぁそんなこんなで授賞式のあとは、鑑評会に出品された200以上の銘柄を自由に利き酒できて、しかも事前受付が不要だということ、そして赤門屋が日頃からお世話に成っている大川市の「若波酒造」さんも受賞が予想されるということで、急遽友人を誘って店をサボってニューオータニまで行ってまいりました!
赤門屋主宰で行った若波バスツアーの様子はこちら。⬇︎
赤門屋のわくわく日本酒教室 vol.1 若波バスツアー 大成功です!
会場の雰囲気はこんな感じ。若干強面の方がいますが気にしないでください(笑)オータニの3000人くらいは入りそうな広間にどんどん人が集まってきます!事前受付も不要ということで、かなりの人が来場されていました。てか会場内ぎゅうぎゅうで大変でした(笑)
若波酒造の製造部門統括である今村さんを発見!なんと若波酒造さんが醸す「若波 純米吟醸 寿限無(じゅげむ)」が、金賞のさらに上の賞である「福岡県議会議長賞」を受賞!スゲーーーーー!!!年々評価、人気を上げているといつもの酒屋さんには伺っていますが、受賞という形でしっかりとその勢いを見させて頂きました!
左が受賞した若波 純米吟醸 寿限無(3200円)。右が通常の若波 純米吟醸(3000円)。
ちなみにこちらはフェイスブックでの今村さんの投稿から拝借⬇︎
若波酒造では毎回、出品する目的を考え出品酒を選ぶのですが、今年は蔵のすぐ近くで育てて頂いている新しい酒米「寿限無」で醸したお酒を腕試ししたく出品です。(受賞という結果をうけて)これには実のところ蔵もびっくりです。新しい酒米だけにノウハウも少なく、ここ4年、じっくりとお米と向き合ってきました。
寿限無というのは福岡県オリジナルの新しい酒米(日本酒は酒米と言って酒造用のお米を使って造ります)。まだまだ手探りで、お米の特徴を把握していきながら酒造りをしている中での今回の受賞。今村さんもすごく喜んでいました!若波ファンの赤門屋としても嬉しい限り!改めて、造り手さんの想いや意図も含めて、お客さんにしっかりとお酒の魅力を伝えていきたいと思います。本当におめでとうございます!
授賞式には、弟さんの嘉一郎専務が登壇されていました。お若いのもあり、ひときわカッコよくビシッとスーツを着こなしていらっしゃったのが印象的でした。おめでとうございました!
お酒のあてには福岡の美味しい素材を使った料理を。自分は博多和牛のスジ煮込みを頂きましたが、すごく美味しかったです。写真がなくてさーせん!
ただちょっと人が多すぎて、料理のお皿を置く場所すらなくて。お酒を頂くのに並び、料理(有料)を頂くのに並び、途中お酒がなくなったりと、もう少し快適になったら良いなぁと思ったり思わなかったり。来年はさらに大きな国際センターで開催するそうですが、その点が改善されるともっと素敵なパーティーになるかなぁと感じました。利き酒スペースにも各蔵から杜氏さんや造り手さんを配置して頂けると嬉しかったです。でも限られた人員で運営をされているのでしょうから仕方ないかも。
こんな感じで初めて参加させてもらった福岡県酒類鑑評会。
今年初めての参加で、昨年と比べてどうだったのかはわかりませんが、今年単体で見て特に福岡の日本酒の盛り上がりを肌で案じる事が出来ました。平日にあれだけの人を集められることは単純にすごいと思ったし、特に多かったのが若い女性の参加者さん!これは赤門屋でも一緒ですが、今一番日本酒を飲みながらあぁだこうだと楽しんでおられるのは、間違いなく若い女性です。何事もブームを作るのは女性から、ということでしょう。
古くから稲作が盛んであった我が福岡。日本酒が盛り上がるのはすごく嬉しいことだし、赤門屋でも引き続き楽しく日本酒を飲んでいただけるように、工夫をしていきたいなぁと思ってます。
パーティーも終わって急いでお店へ戻ると、店内は大変なことになっておりました(汗)おかげさまで忙しかったようです。赤門屋スタッフの皆!そんな時に店を空けてごめんね!でもおかげで良い体験が出来ました。ありがとね!
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