最後の最後に人の心を動かすのは熱意だ!
- 2017年3月2日
- 子育て
ちわっす。
福岡のもつ鍋「赤門屋」の2代目店主
タキツバこと滝澤 翼 です。
うちには4月から年長さんになる5歳の息子がいます。今通っている幼稚園には、年少さんの一つ下のクラスである2歳児クラスから通っているのですが、自宅から近い幼稚園ではなく、車で15分ほどかかる春日市の幼稚園に通わせています。
今でこそ幼稚園バスが家の近くまで来てくれていますが、入園当初は自宅付近に同じ幼稚園に通う子供が少ないため幼稚園バスが来てくれず、わざわざ行き帰り車で送迎をしてまで通わせました。
3年前にこの幼稚園に通わせることを決めるときに、僕たち夫婦が決断する決め手となったのが挫折と熱意だったと記憶してます。
幼稚園見学に伺ったときに、園長先生とお話をする機会を頂きました。そのときに園長先生が言っていたことが、登園では将来自分の力で生きて行く強さを今のうちから育てるために、挫折も経験させます、と力強く仰っていました。そして園長先生を含め、先生方の子供たちに対する熱意。これが凄まじかった。
実は今日の午前中に、幼稚園の保護者懇親会に参加してきました。前半は子供と一緒にレクレーション、後半は子供と一緒に給食を食べる、という2部形式の懇親会です。妻の腰の調子が悪いために、前半のレクレーションに参加してきたのですが、そのときにこんなことがありました。
体育館のスペースを低めのネットで2つに区切り、それぞれ1クラスずつ親子が中に入ります。それぞれの陣地の前方にはたくさんのお手玉が転がっており、、制限時間内でどれだけ相手の陣地にお手玉を投げ入れることができるかを競うゲームです。
こんな感じ。下手くそー!(笑)
僕は張り切ってこのゲームに参加をしていたわけですが、一つ重要なルールがあることを聞いていなかったんです。それは子供は動き回ってお手玉を拾ってもいいけど、大人はその場を動かずにお手玉を拾わなければいけないということ。
僕はこのルールを思いっきり無視してせっせと陣地後方で玉を集めて、こそっと相手陣地の隅っこに投げ入れるという姑息な手を(笑)すると相手クラスの担任の先生がそんな僕の動きを察知しこちらまで走ってきてルール違反だ!と猛烈に怒られたんです(笑)
普通ならば先生という立場で、しかもただのレクレーション中の出来事で、普通保護者に対してここまで言うかって話ですよ(笑)
しかし僕はその先生に対して、そんな態度はないだろ!とかは全く思いませんし、逆に申し訳なかった!という気持ちでいっぱいなのです。
うちの幼稚園は、いつ何時でも勝負事には真剣がモットー。運動会では誰よりも喜び悲しみ、一喜一憂しているのは保護者ではなく先生たちです。全ての基本はまず走ることだ!ということで、毎日のかけっこは欠かしません。多少雨が降ろうとも、先生たちがスポンジを手に園庭の雨を吸って、なんとか走れる状態にしようとしている姿を何度も見ています。たったの1日。そんな気持ちは微塵もない。信じられないほどストイックです。
この毎日の積み重ねが年長さんの最後の体操発表につながると信じているし、歌を歌う時の大きな声につながると信じている。先生たちはいつでも本気です。
だからただのレクレーションでも妥協ができない。だって普段からかけっこの時間には、子供達にはしっかりと順位付けをしてくれています。だからいつ何時も勝負事には真剣なのです。僕はそんないつでも全力で、いつでも元気で、いつでも熱意いっぱいの先生たちが大好きなんです。
どんな時でも最後に人の心を動かすのは熱意だ
これは僕がサラリーマンで営業をやっていた頃に、当時の営業主任に教えられたことです。トーク技術や提案力ももちろん大事。でも最後にモノを言うのは熱意だよと。自分と契約すれば現状を改善できるんだから、自信を持って最後の最後まで何が何でも食らいついてみろ!と教わりました。息子の幼稚園の先生たちからは、この熱意がモーレツに発せられています!だからこそ発表会や運動会で心を動かされます。それは子供に対する気持ちだけではなく、そこにかける先生たちの熱意も知っているから。
僕ら飲食業に携わる人間も、もっと熱意を持って日々やらなきゃと、目の前のお客さんを喜ばせるんだ!とそんなことを思った懇親会でした。
毎日一生懸命の息子や先生たちには負けられんばい!
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