「酒離れ、外食離れ」している若者に言いたいこと。
- 2017年9月11日
- 店主の日常
ちわっす。
福岡のもつ鍋「赤門屋」の2代目店主
タキツバこと滝澤 翼 です。
今日は営業中にバタバタと動きまわりながら思ったことを書きたいと思います。
「若者のお酒離れ」が言われるようになって久しいですが、実際に赤門屋でも以前に比べて、お酒を楽しむ20代の数って少しずつではありますが減っているように感じています。
飲む飲まないは個人の勝手だし、他人がどうのこうのいうことでもありませんが、私たち飲食側の人間がもっともっとお酒を飲む意味であったり、外でご飯を食べる意味を作り提示していくことは、今後もっと大切なことになりそうだなぁというのは、実際に肌で感じていることです。
飲みニケーションという言葉はすでに死語になりつつあるのかもしれません。これも時代の流れ。仕方のないこと。
ただ、飲みの席だからこそ養える色んな力があることも事実。自分の居心地の良い場所だけでは養えない力。適度な居心地の悪さも時には必要。
自分も22歳の時から5年間の会社員時代。先輩や上司との「飲みニケーション」で得たことは、多いです。といっても未だに気が効く人間ではありませんが(汗)
いい先輩や上司に恵まれていたので、居心地が悪いことはなかったけどね(笑)しかし目上の人と一緒にいる以上、必ず緊張感は感じるものです。
飲みニケーションがなくなったら、先人がそうやって得てきた「社会を渡っていく力」は、一体誰が教えるのかな?
実際うちで宴会しているお客さんたちを見てて、定期的に飲み会をやっている会社さんはやっぱり仲が良い!もちろんその場にいないメンバーもいるかもしれないし、外から見てるのと内から見てるのとでは、違うことも多いでしょう。飲み会の様子を見てても、その会社の売り上げは見えないしね(笑)でも一緒に働く以上、仲がいい方がいいに決まってます。
男ならカッコよく女性をエスコートして、おしゃれな店でゆっくりお酒を楽しみながら女性を口説きたい!(笑)
私はそういうの苦手なので、おしゃれな店より大衆的なお店を選びますが(笑)
でもカッコよくお酒を飲める、もしくは美味しい食事の席を準備できる人に対して、強い憧れを感じます。
お酒だけではない。もちろん食事も。
自分の知り合いで、美味しいお店、雰囲気のいいお店をたくさん知っていて、シチュエーションや相手に合わせて、色んなお店を提案できる人がいます。
カッコイイですよね!
ウチのカウンター席で、一人でカッコよくもつ鍋を食べながら美味い日本酒を飲む女性。たまらなくセクシー(笑)
「美味いものを食べること」をちゃんと自分一人でできる人。素直にかっこいいと思う。
自分で言うのもアレですが、赤門屋みたいな本やネットではなかなか見つけられないような、マニアックなお店をしっかりチェックしている。
そんな若者は、きっと仕事もできるに違いない(笑)
若者は酒離れしている場合じゃないと思う。外食離れしている場合じゃないと思う。
だって飯を食う、酒を飲むってのが一番手っ取り早いもん。
親睦を深めるのに、いきなり一緒にスポーツしますか?一緒にキャンプ行きますか?共通の趣味を作りますか?
なんだかんだで一緒に飯を食うのが一番早い。そして最もコストがかからない(笑)
しかし毎月何千、何万と費用がかかるのは現実問題として厳しい場合もある。けどどっかの記事で読んだけど、今の若者も価値があると思ったものにはしっかりとお金を使うらしいです。じゃあ飲食側がその価値を作って提示すればいいんです。人のせいにしちゃダメ。環境のせいにしちゃダメ。全部自分次第。
そんなことを考えながら、赤門屋で10代限定のイベントをやっても面白いかもと思ってみたり。
飲食店でのカッコイイ女性の口説き方とかね(笑)
私自身にその実績も説得力もないので、その際はゲストを呼ぶ必要がありそうですが(笑)
でもそんな企画も面白いかも。いつかやってみたいなぁ。
さて自分の頭の中を好き勝手ブログに書きましたが(笑)とにかく赤門屋でしか体験できないこと、赤門屋にしかできない面白いこと、どんどん考えて、どんどん実践したいなぁと思います。
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