飲食店で多少の粗相をしても、気にする必要なんてありません。

2017年10月15日
店主の日常

ちわっす。

福岡のもつ鍋「赤門屋」の2代目店主

タキツバこと滝澤翼です。

飲食店をやっていると（お酒を提供していると）、必ず年に２〜３人いらっしゃるのが酔いつぶれるお客さん（笑）お手洗いから出れなくなってしまったり、眠ってしまって席から動けなくなってしまったり、トイレならまだしも座席で戻された日には・・・(ｰｰ;)

もちろん正直な気持ちを申しますと、こちらとしても迷惑だなって感じる時もあります。明らかに無謀な飲み方をしている時は、提供した側の責任もあるかもしれませんが、大人なのだから自分の許容範囲くらい把握して欲しい。これ正直な気持ち（笑）

しかし楽しくて飲み過ぎちゃう気持ちもわかりますし、それだけ楽しい時間を過ごせたのかなと嬉しくも思います。

私だってたまには呑んだくれますし（笑）

でもやっぱりできれば誰にも迷惑かけずに自分の足で帰られるくらいで、自分でブレーキかけて欲しい。看病や後片付けは出来ればやりたくないです（笑）

でももっと嫌なのは、そのお客さんが来なくなってしまうこと。

昨日このようなお客様がいらっしゃいました。

店長さんですか？とお客さんに聞かれたので、そうですよ！とお答えすると、その方は20年前に一度赤門屋で酔いつぶれて救急車で運ばれたことがあるのとのこと（笑）何度も食べに行きたいと赤門屋のことを思い出して下さったそうですが、やはり粗相をしたことを気にして来ることができなかったそうです。20年間も（笑）

これはあくまで私個人の考えですが、多少のトラブルがあったとしても（こちらはトラブルだとは思ってませんが）、お客さんが後ろめたく感じる必要は少しもないと思ってます。そりゃあ来るたんびに潰れるような方には、ご来店をお断りすることもあるかもしれない（笑）明らかにお店や他のお客さんに迷惑をかける方は、お客さんとして接することはできません。

しかしたった１度やらかしたくらいでは、私はそんなに気にしないし来てくれなくなる方が何倍も辛い！

中には何にも考えずに当たり前のような顔をしてご来店される方もいます（笑）でも私はそれでいいと思う。もし後ろめたい気持ちを持って下さるのなら、余計にもう一度ご来店頂けると嬉しいなって思います。

昨日の20年ぶりのお客さんとも、いろいろとお話もできてまた食べに来てくれそうだったので、本当に良かったです。またお会いできる日が楽しみ( ^ω^ )

もしどこかの飲食店で心当たりのある方は（笑）きっとそのお店の方もそんなことがあったなんて覚えてないと思います。ぜひまた足を運んでみてくださいね！

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