消防団の活動を通して改めて感じた「準備」の大切さ。
- 2017年11月13日
- 店主の日常
久しぶりにブログを書こうと思ったら、実に18日ぶりのブログでした(笑)
ちわっす。
福岡のもつ鍋「赤門屋」の2代目店主
タキツバこと滝澤 翼 です。
11月に入ってからは通常の仕込みの他に、ガッツリと増えてきた通販や持ち帰りの準備に幼稚園の行事なんかも多くて、朝から晩までせわしなく働かせて頂いています。ギター教室にも相変わらず通ってたり、好きなこともやってるので余計にね。
と言っても・・・。
ハロウインでウォーズマンの仮装をしたり、なぜだかパンチパーマになってたり、なんかそんなんばっかりです(笑)
そんな忙しい日々の中で、日曜日の午前中は私が所属する博多消防団 雑餉分団の集まりに行ってまいりました!
実は消防団に所属しているタキツバさん。と言ってもなかなか参加できていないので、たまに参加した時だけあたかもやってますよ的な感じで投稿するのもなぁって、遠慮してました・・・。
でも前回夏祭りの準備に参加した時に、先輩方が「消防団ももっとSNSで、普段どんなことをしているのか発信してもいいよね!」と仰っていたのを思い出して、早速フェイスブックの方に投稿してみたり、今日はブログに書いてみようかなと思っている次第でございます。
ちなみに昨日集まって私たちがやったことは
・防災についてのビラ配り・呼び掛け
・校区内の防火水槽のチェック
二手に分かれて、このような活動を行いました。
防火水槽というのは、断水時に使う水が溜めてある地下の巨大な水槽のこと。
那珂南校区の12の防火水槽を一つずつ回り場所の確認と、実際に開けてみて中の確認をして回りました。いざという時に使えない!じゃ意味がありません。我々の地域では防火水槽や消火栓の見回りは、消防団員が定期的に行っているんです。
他にどんな活動を消防団はしているのか。
この時期に多いのは防災訓練。校区内の各町内を順番に回り、住民の皆さんと一緒になって訓練をします。消火器の訓練や報知器を鳴らしての避難訓練など。
あとは火災時の訓練。実際の火災現場での消防団の役割は、まずは水の確保。消防「団」の消防車から消防「署」の消防車へ、ポンプを使って消火栓から水を供給します。これがまず大切な役割となります。あとは周辺の交通整理など、あくまで消防署員の皆様のサポートがメインとなってきます。基本的に現場に突入するのは、日々専門の訓練をされている署員の皆様です。
火災時の訓練は年間通して、常に行っています。博多区内の消防団で集まって合同で訓練をしてみたり、消防署と合同で訓練をしてみたり。あとは校区内の様々なイベントにおける警備業務。例えば夏祭りとか。校区を飛び出て山笠とかホークスの優勝パレードの警備にも参加しています。他にも実は本当に様々な活動をしているのが、地域の消防団なのです。
でもね、消防団や消防署の活動って、言ってしまえば無駄になった方がいいんです。要するに、活躍する場がないことが一番なのです。だって家事がないのが一番だもん。万が一のために、日々ひたすら準備し続ける。僕はこれって結構大変なことだなぁって感じてます。
僕はすごく自分に弱い人間だから(笑)何かしら具体的な目標がないとモチベーションを保てないんです。しかし消防署や消防団の皆さんは、しっかりとモチベーションを高く保ち、もしもの時に備えて日々しっかりと準備をする。必要な備えをキッチリとする。これは利他の精神がないと中々務まらない大変な仕事だと僕は思う。
「準備」ってすごく地味な作業だけど、これがなければプロの仕事はできません。
このお方も、プロにとって一番重要なのは「準備」だと常々仰っていたそうです。何より遅刻に対しては厳しく罰していたと。一発で2軍に落としたり。
ということで、有事の際にしっかりと役目を果たせるように、訓練をしたり器具の点検をしたり日々活動を行っている消防団。これからは、参加するたびにどんな活動を行ったのかを投稿していきたいなぁと思ってます。
ちゅうことでとりあえずデスク周りを片付けてみたタキツバなのでした。
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