もつ鍋の「もつ」はデカけりゃいいってもんじゃない!
- 2016年8月2日
- 赤門屋のこだわり
ちわっす。
福岡のもつ鍋「赤門屋」の2代目店主
タキツバこと滝澤 翼 です。
実は一緒に働いている叔母が先月末から
ちょいと体を悪くしてお休みしていまして。
決して大きな病気とかではなく
お盆休み明けくらいには戻ってきてくれます。
ですので叔母の仕事を他の従業員で
割り振ってこのピンチを凌いでおるわけですが
僕は主に「もつ切り」を担当してるんです。
普段は完全に叔母に任せていた作業でして。
もちろん僕にもできる作業ではありますが
あるお客さんにこのようなお声を頂きました。
持ち帰りをしてくださった方が
もつがすごく大きかったと。
大きな牛ですかねぇと。
お答えいたします。
僕の切り方が大きかっただけです!
牛の大きさは関係なくて
僕の切り方が大きすぎただけです!
このような状態で仕入れたもつを
洗ってから切っていくわけですが
ちょっと分かりづらいですが
本当であれば1番左くらいのサイズ。
僕が誤って真ん中、もしくは
右くらいのサイズで切ってしまっていたようです。
一見ゴロッと大きいもつの方が
食べ応えあってよさそうですが
逆にちょっと食べづらくなってしまうんです。
普段の赤門屋のもつ鍋のもつくらいが
いつまでも噛み続けることもなく
脂身がジュワッと溶けてちょうどいいんです。
1人前あたりのもつの分量も
計って入れているので、
もつが大きいから多いってこともない。
きっと前出の方も食べづらかったんじゃないかな。
そうは仰ってなかったですが、きっとそう。
ということでタキツバが店主のくせに
重要なもつ切りでやらかしたよ!
っていうお話でした!
ついでにですが・・・
こちらは先ほどと同じ写真ですが
うちで使っている国産牛の小腸です。
※こちらの画像は他所からお借りしました
こちらはオーストラリア産の小腸。
同じ牛の小腸でもこれだけ脂のつき方が
違ってくるんです。
白い部分がいわゆる脂身で
肌色っぽいピンクっぽい部分が皮ですが
外国産のはその割合が大きいことがわかります。
こうなってくると、もつ嫌いの方がよく言われる
「いつ飲み込んでいいのかわからない!」
と言う状況に陥ります。
国産のもつであれば
しっかりと脂身が付いているし
さらに質の良いものであれば
脂身も噛んでいる間にいつの間にか
ジュワ〜っと溶けてしまいます。
博多でも赤門屋のもつくらいの
質の高いもつは一般の方には
手に入りにくいので、
県外ではなおさらでしょう。
だいたいオーストラリアかメキシコ
あたりが原産地であることが多いようです。
ということでもつに関する
豆知識?でした。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
facebookも更新してます。
https://www.facebook.com/tsubasa.takizawa.7 (個人のページ)
https://www.facebook.com/akamonya/ (赤門屋のページ)
ツイッターはたま~につぶやいてます。
https://twitter.com/motsu_akamonya
通販もやってます。
- 前の記事
-
- 一ヶ月間毎日黒板を書いてみたらこんないいことがありました!
- 次の記事
-
- 今日も赤門屋は朝からせっせと仕込んでおります。